先ずは、写真をご覧下さい 完全に、お墓の竿石(文字の彫ってある石)とスリン台が左にずれています
お墓に行った時に、質問されました 『なぜこのようにずれるんでしょう?』
『これは、石と石との間に水が入りそれが凍って溶ける時に動いたものです』
良く分からないと思うので詳しく説明すると、このお墓はの施工は石と石との接合部分はセメントの目地がやってあるだけです
そのセメント目地が経年変化で割れたりして、そこから雨水が浸入します
寒い冬の夜にその水が凍って石を持ち上げます
その氷が昼間に溶けて、氷の上に乗った石は、わずかな力や傾きでずれてしまいます
何百キロもある石でも氷の上では簡単に動いてしまいます
また、石の削り方が悪く、底面が僅かに凸状態になったお墓では、水が入っただけで動いた例もあります(特に中国加工のお墓に多く見られます)
このような事にならないように、先ずはしっかり目地を入れる
できれば、シリコン系の接着剤でやる
石と石との間にもしっかりと免震シリコン+免震接着剤施工で地震対策施工したら完璧です
このような事にならないように、どのように施工するのか、しっかり石屋さんに聞きましょう!
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