四ツ石を組んだら固まるまで動かさない
高木石材では、全ての三段型のお墓の下に写真のようにしっかりとした御影石納骨室を組みます
この上に、耐震接着剤を使用してお墓を組みます
この接着剤は強力なのですが、一時間ぐらいから硬化しはじめ完全に硬化するまでに最低でも一日掛かります
接着剤が固まりかけの間は絶対に動かさない!
これがあたりまえの事なのですが、石屋の都合で守られていません
固まるで動かさない!を実行すには、四ツ石だけ組んで固まるまで一日以上置いて、また別の日にお墓を組まなければなりません
御影石納骨室から四ツ石→お墓まで組んでしまえば一日で終わります
石屋としては、作業一日で終わった方がありがたいということで、接着剤の特性も無視して大丈夫と勝手な思い込みでお墓を組んで行ってしまいます
四ツ石を組んですぐに台石を乗せると台石だけの重さで200kgお墓全体となると500kg以上になってしまいます
そんな台石を接着剤がせっかく固まりかけた四ツ石の上で右に左に前後にと動かしたら・・・・・
墓石のプロでなくても分かります。
四ツ石まで微妙に動かした力が揺れになってそれが、ズレになってしまいます
これでは、どんなに強い接着剤でも本来の強さを発揮できません!
耐震接着剤で四ツ石を組んだら固まるまで絶対に動かさない!
この工事の進行過程は大将の仕事日記をご覧下さい
これが、高木石材の仕事内容です