当社の使用している外柵基礎石は、基本的には岡崎産の足助御影の外柵基礎石を使用しています
しかし、岡崎産の足助御影の石目が嫌いな方や、予算をおさえたいという方には、中国石も使用しています
中国石は安価で磨いて納品されますが・・・・
磨きの悪さが問題です
中国で磨かれた墓石の延石・外柵基礎石の状態
中国石は磨いても磨いて無くても同じ価格で購入出来ますので、磨いてた物を購入することが多いのですが、この磨きが問題で、結局全て磨き直しをしています
個々の石が真っ直ぐに切れてないので、2本を合わせるとこのように高さの違いができます
これは、長い石の中央部分の写真ですが、両端は同じ高さでそろっています
と言う事は、手前の石が凹んでいますこれだけ違うと、外柵基礎石を水平に組むときに水平器を置いてもとても正確な水平には、なりません
墓石の延石・外柵基礎石 中国の磨きが悪いので、磨き直します
中国で研磨したそのままの状態 蛍光灯の映り込みにブツブツが見られます
磨きも良くないので、研磨機で磨き直しをします
研磨機で段差を削って平らにして磨き直している所です
長い石を完全な平らに削って、だんだん細かい砥石で磨いていき、再びピカピカにします
墓石の延石・外柵基礎石を磨き直した石の艶を見てください
蛍光灯の映り込みの反射が強くなって 光っているのがわかります(艶感の違い蛍光灯の光の線を見てください)
写真ではとても分かりにくい、触って見るのが一番なのですが、それはホームページでは無理ですので他の方法を考えました
墓石の延石・外柵基礎石 日本の磨きと中国の磨きの見分け方
よくホームページで横から片目で狙っている感じの写真を掲載している石材店が多々ありますが、本当の職人はそのようなことをしません
本当の職人は、磨きの善し悪しは、磨き面に蛍光灯や、窓を写り込みさせて、それらが歪まないかと綺麗に映り込みをしているかを磨きの善し悪しの確認に使っています
その方法は、皆さんには少し難しいので、簡単に確認できる方法は赤鉛筆です
中国加工で磨いた面は、赤鉛筆で線が書けます
当社で磨いた面は赤鉛筆では線を書くことができません
はじめに書いた横面が、当社で研磨した面です上面が中国で磨いてきた面です
ちゃんと石を磨いている石屋なら知っていることですが、しっかり磨いた面には鉛筆では文字が書けません
お客さまには、分からないところなのですが、この磨きの差が磨きの耐久性の差になります
ちゃんと手間をかけないと、綺麗な磨き面は出来ません