墓石の地震対策として、どの石材店も使用しているステンレス金具ですが、着いていれば良いのではなく、しっかりと施工しないと意味がありません
なぜ、しっかりと締め付けないといけないかを解説します
お墓の金具のボルトには必ず締め付けトルクの規定があります
車などに多く使われているボルト、自動車のタイヤでも必ずトルクレンチで締め付けられているます
墓石のボルトは、適当に締め付けられているのがほとんどです
(よく墓地で一緒になりますが、他店がトルクレンチで締め付けているのを見たことありません)
それでは、設計通りの金具の強度が出ません!
あたりまえの事なのですが、ほとんど守られていないのがネジを締め付ける!
全てのアンカーボルトには規定トルクがあります
規定トルクで締め付けてこそ最大の保持力を発生するのです
しかし、これがほとんど守られていません
お墓で石屋さんが工事をしているところをに出会いましたら聞いてみて下さい
高木石材では、全てのボルトはトルクレンチでトルク管理をして締め付けています
高木石材では、全てのボルトをかならずトルクレンチでトルク管理をして締め付けています
アンカーの説明書に記載されている、地震対策施工トルクを設定して、動画のように一つずつトルクレンチを使って締め付けていますので、金具の設計強度で全てが取り着けられています
ボルトを手加減で締め付けると、どうなるのか?
石屋の職人は仕事がら力持ちが多く『力一杯』 『思い切り』などという良いかげんな締め付け過多です
最近使用しているのは、ステンレスボルトがほとんどなのですが、このボルト錆びない変わりに粘りがありません。
そのため締め付けトルク以上の力をかけると切断されたりヒビが入ってしまいます
実際他社の行ったお墓のリフォームなどを、行っていると折れたボルトや折れる寸前のボルトを、よく見かけます
また、インパクトレンチなどで締め付けをされている人もありますが、インパクトレンチは締め付け工具でありしっかりとしたトルク管理の出来る道具ではありません!
多くは、締め付け過多になっています
反対に締め付けが弱かったり全くされていなかったりするのは、論外です
実際の工事で全く締め付けがされていなかった例の動画です
高木石材では全ての
ステンレス金具をトルクレンチでしっかり締め付けて使用しています