岐阜や中部地区での一般的な和型墓石の名称とデザイン墓石の名称を紹介します
大切なご遺骨を収めるカロート(御影石納骨室)や墓所を囲う外柵基礎石についても解説します
墓石の名称
- 1.棹石(さおいし)
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お墓の目印として、正面に南無阿弥陀佛や○○家墓などを彫る場合が多い
- 2.水鉢(みずばち)
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水鉢は、水を捧げる鉢として使われます 中部地区では、ここに家紋を彫るのが一般的です
- 3.香炉(こうろ)
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線香とロウソクを供えるところです 当社では、この部分に特許取得の換気システムが組み込んでありますので、館香炉などを使いません
- 4.花立て(はなたて)
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お花を供えるところです 花瓶型とシンプルな角型があります
- 5.ロウソク立て(ろうそくたて)
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通常は、香炉にロウソクも備えますが、オプションとして石製のロウソク立てを置く場合もある
- 6.供物台(くもつだい)
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果物や菓子などを供えする代です 墓所が広い場合にはオプションしてとても好まれます
- 7.塔婆立て(とうばたて)
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卒塔婆を法要や納骨時に立てるところです 浄土真宗は必要ないので岐阜ではあまり使われない
墓石本体以外の付属品
- 墓誌(ぼし)
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戒名・法名と死亡年月日・俗名・年齢を刻む石です
表と裏両面刻む事ができ、30名ぐらいを刻む事ができます - 灯籠(とうろう)
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墓前灯籠です 故人の魂を神仏に導くと言われます 現在では火を入れて使う事はありません
デザインを重視して使われるようになりました - 物置石(ものおきいし)
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ヤカンやお掃除道具などを収納する場所です 強度もありますので、簡易的な椅子としても使用できます
カロート・御影石納骨室
カロートとは、お骨を納める場所のことです
墓石を建立すると見えなくなってしまう部分ですので、安く仕上げるためにコンクリートやブロックを使われる石屋さんもありますが、お墓を支える一番重要な部分でもありますので、当社では全て御影石を使用して作らせていただいています
- 三段型の墓石のカロート
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三段型の場合には、四ツ石部分もカロートになりますが、お墓の下に一枚石で作った御影石納骨室を組むことにより、丈夫でカロートの容量も多く取れる
- 二段型とデザイン墓石のカロート
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四ツ石などが無いために、地下にしっかりとした深さのカロートを作ります
三段型と同じように御影石で作り、特許取得の換気システムもここに組み込みます
外柵基礎石
墓所を囲う石のことです 外柵基礎石の中にカロート・御影石納骨室を作ります
土地の外周をしっかり囲って、その上にお墓を建てます
安価な中国産や外国の石もありますが、大将が丹精こめてつくる茨城県産稲田石がお勧めです
三段型にお勧めな外柵基礎石
三段型の墓石の場合には、高さもありますので、岐阜市の市営墓地などは、全体の高さが1.8mに収める規則がありますので、外柵基礎石の高さを30cmぐらいまでの高さに収める必要があります
お墓参りのしやすさなどを考慮して、近年では15cm程度の低い外柵基礎石がお勧めです
岐阜市近郊の場合には、大きさが1mから1.5mぐらいまでが一般的ですので、あまり凝った作りはできない場合が多いので、シンプルに墓所を囲うだけのタイプが好まれます
高さは、墓地の規定があります
墓地によって傾斜地などがありますので、具体的には大将に相談してください
二段型とデザイン墓石にお勧めな外柵基礎石
二段型とデザイン墓石は、墓石の高さも低くなりカロートが外柵基礎石の中に作るために、外柵基礎石の高さ=御影石納骨室の高さになりますので、すこし高めの外柵基礎石がお勧めになります
もともと墓石の高さが低いために、45cmぐらいの高さの外柵基礎石でも、岐阜市の高さ制限規則の1.8m以下におさめることが出来ます
外柵基礎石はお値うちな中国石もありますが、大将が丹精こめて作る茨城県産稲田石がお勧めです
墓石と同じ石でも作る事はできます
デザイン墓石で外柵基礎石も天山石で作った例
銘石で全部作られ素晴らしいデザイン墓石ですが、茨城県産稲田石や中国石の外柵基礎石に比べると高額になります