とても寒くなりました
最近ではヒーターが入っているベストを着用していますので、朝の冷え込みはなんとかしのいでいます
12月になると、コンクリートの凍害に注意しなければいけない季節ですので、できるだけ午前中にコンクリートを打つ事をしています
岐阜市東鏡島墓地595番で基礎コンクリートまでの工事手順と注意事項
お墓の建替ですので、先ずはお墓を解体して回収します
お墓の回収工事 小型運搬車を使って、お墓を回収します
東鏡島墓地は道幅が狭いので、小型運搬車が活躍します
横幅が55cmですので、狭い道も入っていけ、このようにお墓を回収することが出来ます
一つずつ慎重に回収しました
お骨は、丁寧に拾い上げて納骨袋に収めます、残りの細かいお骨が混じった土も全部回収して、当社で預からせていただきました
ケンチ石の壊しはハツリ機をつかって行います
東鏡島墓地は墓所の区画もとても狭く、隣のお墓ともギリギリですので、慎重にハツリ機を使ってケンチ石を壊します
このハツリ機はボティがプラスチックですので、昔の金属のハツリ機と比べて、軽くて周りにも安心です
お墓の回収が完了しました
お墓と、石・コンクリート・土と分別して、全てを回収しました
年々産業廃棄物のルールは厳しくなっています
手間も掛かりますが、自然環境のため細かく分類して、引き取っていただいています
基礎コンクリート工事の進め方
東鏡島墓地は、地盤の陥没がある場合があるので、見つけたら対策を取らないといけません
写真のように表層の土を取ったら、穴が空いています
東鏡島墓地では、当社でみたのがこれで四件目です
これをちゃんと対策しないで、お墓を建ててしまうと、穴に向かって傾いてしまいます
墓地の中にも何件か穴向かって下がったと思われる、お墓の傾きがあります
なぜ陥没するのか、原因は不明です
陥没している底までしっかり掘ります
穴の底を目指してどんどん掘り下げます
穴の底まで掘りました
なぜ穴があったのかは不明ですが、詰まった土の層になったので、大丈夫だと思います
砕石をタップリ入れて突き固めます
東鏡島墓地は、お墓とお墓が接近して、古いお墓で崩れてきそうなお墓もありますので、それも見極めながら突き固めないといけません
今回は、左のお墓の巻石がズレれているので、とくに注意しています
鋼管杭打ち工法をつかって、地盤を強化します
鋼管杭打ち工法をつかって、さらに地盤を強化します
別の穴が空くとは思いませんが、もし空いてもそれ以上に深く打ち込んだ杭がお墓を支えてくれます
杭に乗るように、鉄筋を組みコンクリートを打ちます
杭を水平に打ち込んでありますので、それに合わせるだけで、鉄筋も水平になります
鋼管の上に乗るように鉄筋を配筋して、納骨室の中央部分はコンクリートをしませんので、水はけが良いように、砂利を入れてあります
バイブレーターでしっかり空気を抜いて強い基礎コンクリートを作ります
コンクリートをバイブレーターで振動させて、砂利と砂利とのスキマや鉄筋についた空気をしっかり抜いて強い基礎コンクリートを作ります
小手で押さえて基礎コンクリート工事の完了
小手で押さえて、基礎コンクリート工事の完了です
コンクリートがしっかり固まりましたら、外柵基礎石を組みます
凍害予防とコンクリート養成のためシートで覆ってあります
安心安全のお墓を丹誠込めて作っています
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