岐阜市東鏡島墓地595番で外柵基礎石工事

外柵基礎石

とても寒いです
朝準備していたときには、雪がちらちらしていました
外で組むときには、接着面が濡れると、接着剤がつきませんので、このように日は中止となるのですが、工場で事前に接着してありますので、普通に現場に出られました

目次

岐阜市東鏡島墓地595番で外柵基礎石の工事手順と注意事項

基礎コンクリート工事の完了

前回までの工事で、基礎コンクリートをしましたので、その上に強化モルタルを使って外柵基礎石を組みます

外柵基礎石は工場で事前に接着しています

工場で事前に接着
ステンレス金具をトルクレンチでしっかり締め付け

年末に、工場で事前に接着して充分の養生期間をへて、現場に行きます
特に冬は、接着剤がかたまるのが、ゆっくりなので、充分に養生します
接着面には、接着剤とステンレス金具をトルクレンチでしっかり締め付けてトルク管理をすることが大切です

底面にも接着剤を入れて、接着面を完全封印します

底面にも目地を入れます

現場に行く前の吊り上げた時に、底面の繋ぎにも接着剤を入れて、接着面を完全に封印します
光・水・空気を完全遮断して、接着剤の経年劣化を、できるだけ防ぎます

基礎コンクリートにモルタルを使って外柵基礎石を組みます

モルタル接着剤

モルタル接着剤はモルタルのドライアウトを防ぐために使います
この接着剤を塗ってから、モルタルを使って施工する事になります。乾くまで時間が掛かりますので、現場に到着後に先に塗っておきます(冬は、なかなか乾きませんので、ヒーターを使ったりしています)

ドライアウトとは

ドライアウトとは、セメントの硬化不良による、不具合を言います
基礎コンクリートの上にモルタルを使って施工するときに、モルタルの水分が基礎コンクリートに吸収され水和反応が阻害されて正常な凝結ができなくなります
コンクリートが固まるには水和作用が必要で、適切な水分が必要になりますが、基礎コンクリートに水を吸われて、かたまらなくなり、浮きやハガレの原因になります

三ツ又クレーンを使って慎重に施工します

三ツ又クレーンで施工

工場で、接着すると、とても重たくて手では持ち上がりませんので、三ツ又クレーンを使って施工します
この墓所は道路沿いなので、トラッククレーンも使えるのですが、この道が狭くて、車もひんぱんに通るために、よほどの場合で無い限りトラッククレーンは使えませんので、三ツ又クレーンを使います
この東鏡島墓地は狭いので、この三ツ又クレーンがとても合っています

プラスチックハンマーで水平を取ります

ハンマーで叩いて水平を取ります

モルタルは、水平・均等に引いてありますので、水平はほぼ決まっていますので、プラスチックハンマーで位置と水平の微調整をします

東鏡島墓地は墓所と墓所の隙間が少なく3cmぐらいしかありません

スキマ3cm

隣りとの隙間が3cmこのような墓所では、通常施工では目地を入れる事は出来ませんが、工場で事前に接着してあり目地も入れてあります
工場で事前に接着するメリットです

狭い隙間も、自作の小手で綺麗に仕上げます

手作りのコテでスキマを仕上げます

隙間に合わせた手作りの小手を使って、仕上げます
この小手は、冬期に工場で火を焚いて、色々な大きさの小手を叩いて作っています

東鏡島墓地で外柵基礎石の完了

外柵基礎石

周りを仕上げて、外柵基礎石工事の完了です
凍害予防とコンクリート養成のためシートで覆ってあります

安心安全のお墓を丹誠込めて作っています

外柵基礎石

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