今日は、とても暖かい日で、現場仕事がこのように暖かい日にはとてもありがたいです
また、接着剤も寒いと、固くなってなかなか出てこないので押し出し力が通常の10倍の強いタイプを使っています
今日みたいに暖かいと、すんなり出てくれてとても助かります
岐阜市観台寺墓地中央区で、純国産大島石のお墓建立するまでの工程
外柵基礎石は前回までの工事で、施工済みです
お墓の基礎コンクリートから、外柵基礎石と御影石納骨室のまでの工事過程は、前回の記事で詳しく掲載してありますので、下の関連記事をご覧下さい
御影石納骨室の中には、洗い砂をひいてあります
自社工場で、お墓の文字彫りをします
文字彫りも、中国や外注で彫られている石屋さんもとても多くなって来ましたが、大将が、自社工場で丹精こめて彫っています
炭化ケイ素のとても硬い砂を高圧の圧縮空気を使って、ノズルから吹き付けて彫る、サンドブラストという手法で彫っています
どれぐらいの細かさの砂を使うか、ノズルの太さを色々変えながら、文字に合わせて彫っています
家紋の細かいところまで、見えるようにしっかり彫っています
五三桐の家紋ですが、葉っぱの葉脈の部分はとても細いのですが、色ペンキなど入れなくても綺麗に見えるようにしっかりとした深さまで彫っています
小型クレーンを使って慎重に施工します
小型クレーンを使って慎重に施工します
手でも出来ないことはないのですが、真上からゆっくり下ろすという事は出来ません
接着剤をたっぷり塗って真上から均一に広げることにより、全方向に強いお墓ができますので、小型クレーンが使えるところは、出来るだけクレーンをつかって施工しています
一番狭い所で65cmの道幅ですが、小型クレーンは60cmですので、慎重に周りを傷つけないように入れます
このようなところを安全に通すのも、職人芸です
免震シリコン+免震接着剤施工で地震対策施工をして施工します
免震シリコン+免震接着剤施工で地震対策施工をして、お墓全体を組んで行きます
小型クレーンを使っていますので、接着剤をたっぷり塗っています
手で乗せるて組むときのように、台石を傾けて接着剤を塗る場合はどうしても、奥の方は少ししか塗れませんし、奥から手前に押しながら組みますので、均一には広がりません
このように、小型クレーンを使う事により、たっぷり塗った接着剤を均一に広げられますので、全方向に強いお墓になります
こんな事ぐらいと、見て見ぬ振りをするより、これぐらいの事は当たり前に行いたいと思っています
周りを仕上げて、純国産大島石のお墓建立工事完成です
周りの目地と、玉砂利を入れてます
日本の職人が丹精こめて作った、とても素晴らしい純国産大島石のお墓が完成しました
茨城県産稲田石の外柵基礎石は、大将が自社工場で丹精こめて作った物です
お客様も、立ち会っていただけて、綺麗な石目ととても喜んでいただけました
大島石など、銘石は天目取りと言い、山の上の部分はお墓の上にして作るという、石目は揃ってとても綺麗なのですが、贅沢な取り方をしてお墓を作っています
天然の石なので、少しは場所が変わるだけでも石目が異なります
作った石を、職人が仮組みをしながら石目があった物だけを選んで、一組のお墓を作ります
だいたい1基のお墓を作るのに5組ぐらいの石を合わせて、その中から一番綺麗に石目が揃った物がお墓なります
このような、手間と時間を掛けることにより、素晴らしい石目の大島石のお墓が完成します
職人の魂がこもった素晴らしいお墓です
このようなお墓を建立させていただけることに、誇らしく思います
最後に、サラシを巻いて建碑式に備えます
安心安全のお墓を丹誠込めて作っています
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