本巣市七五三地区の地域墓地で、お墓建立しました
前回までの工事で、四ツ石まで組んでありますので、その上に地震対策施工をしてお墓を組みました
四ツ石と台石は、ステンレス金具をトルクレンチで、しっかり締め付けています。ここまでは地震に耐える耐震施工です
台石から上は、免震シリコン+免震接着剤施工で地震対策施工をしています
お墓の地震対策施工はいろいろあります、つなぎにステンレス棒を入れたりする事もありますが、その長さが、問題です
長くても10cmていど、短いと5cmもないものを見かけます
なぜ、もっと長いのを使わないのでしょう?(30cm以上あると、ととても強いと思います)
答えは、簡単です。
施工できないからなのです
10cm程度の棒だったら、仏石(文字を彫ってある石)の入れ込む穴を大きく掘っておけば、お墓を傾けて斜めに、入れる事ができます
30cm以上の棒ですと、お墓を持ち上げて真上から入れ込む必要があり、クレーンで全部施工できれば問題が無いのですが、そんな便利な場所ばかりではありません
しかも、この棒固定してあるのは、台石だけです
肝心の仏石(名前や戒名が彫ってある石)は穴の中に入れるだけです
この理由も簡単です
取り外しができないからです
もし、移転などがあった場合に、上下完璧に接着する(地震対策としては強い)と外す事ができません
お墓全体での重さは1トンを超えます 外す事ができなければ、このまま運ぶしかありません
そんな事は、不可能なので、上下の接着をしていないのです
と言う事で、心棒を入れる施工は、地震対策施工としてはあまり有効でないと思います
実際に、地震で倒れた心棒施工 10cm程度の心棒施工
当社では、免震シリコン+免震接着剤施工で地震対策施工を行っています
まわりを、砂利で仕上げました
大将が丹精こめて作った三段型のすばらしいお墓が完成しました
安心安全のお墓を丹誠込めて作っています
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