岐阜市市営上加納墓地弥八下北で、純国産天山石の墓石建立しました
前回までの工事で、外柵基礎石と御影石納骨室を組みましたので、御影石納骨室の上に地震対策施工をしてお墓を組みました
御影石納骨室の中には、洗い砂をひいてあります
台石がとても重たいので、慎重に小型クレーンを使って施工しています
免震シリコン+免震接着剤施工で地震対策施工をしています
台石も全てを、免震シリコン+免震接着剤施工で地震対策施工をしています
接着剤をたっぷり塗って、お墓を支える柱を作ります
塔婆立ての石も、同じ天山石ですが、そのままではフラフラしますので、埋まってしまっていますが、下に補強石を組んで、重心を下に重さを増して、大きな塔婆を立てても倒れることがないように施工します
もちろん、特許取得の換気システムを取り着けていますので、御影石納骨室の中に湿気がたまりにくく大切なお骨が、良い環境で安置できます
特許なので、まねしたり似た物を作るのはダメなのですが、以前 まねされている石屋さんにコピーやめてくださいと伝えたら
逆ギレ されて、『まねして何が悪いじゃ!コピーと言うな』と、怒鳴りちらされ、めちゃくちゃな事を言われました
嫌がらせや、最悪刺されても嫌なので、やめてと伝えて帰りました(そののち数年してその石屋さんは無くなってしまいました・・・)
モラルのない業界ですので、まねする石屋さんも多々ありますが、見せかけだけまねしても内部構造までは、お墓をバラさないと分かりませんので、同じ物は出来ません
まねするのではなく、自分で工夫して作ってもらいたいものです
今回のお客様は、花立てと香炉に桜を希望されましたので、大将が丹精こめて桜を彫りました
通常の彫り方の1個で3倍から4倍の時間が掛かりますが、大将が彫れる物は特別料金はいただいていませんので、この場合もお墓の代金に全て含まれています
花立てと香炉に、桜の立体彫りをしました
当社では、白ペンキなどを入れなくても、綺麗に見えるように彫っています
今回は、天山石ですので、石目が濃いので、よけいに綺麗に見えます
日本の職人が丹精こめて作った、素晴らしい純国産天山石のお墓が完成しました
少し納期に余裕をいただけましたので、石を厳選して、天山石の中でも、目も詰まってとても濃い色の石目の天山石で作る事ができました
日本の職人がお墓を作る場合には、原石を選んで特に良い石目がでたときに、良い石目で綺麗に目が揃うように、一組作る場合でも3~4組を作り石目を出来るだけ合わせて、良いお墓を作っています
中国加工の場合ですと、現関選ぶと言っても、在庫であるものだけで、それも選んだりすると効率が悪くなりますので、できるだけたくさん取れるように石を使って作っているので、良い石でお墓を作ると言うよりも、たくさんできるように作るという感じになります
最近では、国内加工と言っても、手間の掛かる花立てや香炉部分を中国などで製作して、台石などは国内加工をされているハイブリット加工もあります
(原石を下ろしている石屋さんから下ろす所が工場と港と二カ所あるとうかがって理由を聞いて驚きました)
当然なことですが、台石と花立てと香炉は異なる原石で作っているので、石目が合わないという事になります
これは、石屋の都合で、できるだけ安価に作ると言う目的からです
お墓に対する思いが違うので、日本の職人が丹精こめて作っているお墓とは、お墓が違ってきます
何でも良いから、国産石ではなく誰が採って、誰が切って・削って・磨いて・彫って・建てているか分かる事が、国産の石でお墓を作る事で一番大切な事だと思います
外柵基礎石は、岡崎産の足助御影の外柵基礎石が無くなってしまいましたので、天山石に似ている石を選んで作らせていただきました
岡崎産の足助御影の外柵基礎石は良いのですが、石目が似ている外柵基礎石もなかなか良い感じです
梅雨で、雨が心配でしたが、降られること無く建立ができました
安心安全のお墓を丹誠込めて作っています
コメント