現在は、文字彫りまで中国でやっている石屋さんや、外注で行っている石屋さんが多くなっていますが、お墓の文字彫りは大将が、全部行っています
このお墓の文字彫り機械の中に入れて、空気に硬い砂を混ぜた物を高圧で噴射して掘ります(サンドブラスト)
この細いノズルから、右のキラキラした砂を勢いよく噴射します
サンドブラストの動画です(前に撮影した物で仕上げをしています)
文字彫りの時には、粉塵が凄くでますので、強力な電動ファンつき防塵マスクと音が賣対ので、イヤーマフをして彫ります
中国などで彫っているようすを聞くと、マスクはガーセマスクの簡易な物で耳栓は綿で彫っているらしい
そんな劣悪な環境で、働いている職人の安全も守ってあげられないのに、良い仕事が出来る訳ありません
中国に外注に出す理由は安いからですが、安全が守られていない職場に良い職人はなかなか育たないと思います
今回は、お客さまの希望で、桜の立体彫りを香炉に彫りました
こんな複雑な立体彫りも時間は掛かる(通常の3倍ぐらい)けど、お客さまの喜ぶ顔を見ると頑張って彫ったかいがあったなーと思うのでした
安心安全のお墓を丹誠込めて作っています
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