石屋の道具 お墓の製作に使う道具の紹介です
工場で、どのようにして、石を切ったり磨いたりするの?とお客さまから聞かれました
見学はいつでもOKなのですが、お客さまの方が忙しいので、写真で紹介します
今日は、外柵基礎石を作る過程をご覧下さい
先ずは、長い石のまま2本合わせて、研磨します
一本だと、研磨板が大きいので、石に乗らないためです
砥石で#80から#200・#400メタル・#400レジン・#800・#1500・#3000・バフまで順番に研磨してピカピカになりました
岡崎産の足助御影の外柵基礎石です
この石は、とても艶が綺麗に乗ります
長い石を、墓所の寸法に合わせて切断します
切断といっても、ダイヤモンド砥石で削っている感じです
寸法に合わせて切った石を、研磨機にセットして磨きます
なかなか賢くて、自動で寸法を測長します 台車に並べるだけ置いても、音波センサーで測長します
いつもは、2本ぐらいずつ磨きます
現場に行く前にセットしておけば、帰ってきたときにはピカピカに完成している優れものです
細い面の部分も、大きい面と同じように砥石交換しながらバフまでかけます
細い面でも加減に磨くことはしません
角度をしっかり合わせて、研磨します
ピシッと角が出た面が出来上がりました
この細い部分をしっかり磨くのが、とても大切です
前後の石は、小面(横の小さい面)を磨いて、研磨工程の完了です
この後に、ステンレス金具を固定するためのアンカーを埋める穴を掘ります
明日も、この続きと文字彫りなどをしますので、工場作業です
最近では、全部中国で作って完成された物を木枠を外すだけの石屋さんが増えていますが、当社では、丹精こめて大将が一つずつ作っています
中国の磨きとは、一味も二味も違います
実際に、見比べていただければ誰でも分かると思います
工場見学のお客さまは、高木石材のお問い合わせから、見学予約をお願いします(現場に出てしますと工場作業ができません)
安心安全のお墓を丹誠込めて作っています
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