岐阜市妙照寺墓地南区画で墓石建立工事開始 基礎コンクリート
今週は、天気が不安定でなかなか現場に出られませんでしたが、今日は一日晴れると確信しましたので工事に行きました
基礎コンクリート工事をするので、途中での雨は掘ったところに水が貯まってしまい地盤かゆるくベトベトになってしまうので、基礎コンクリート工事には、必ず一日晴れる事が絶対条件になります
先ずは、墓所の草取りを行います
少し前に、現場を見に行った写真が、上の写真です
1ヶ月ぐらいで、草ボウボウになってしまっていますので、全部手で抜いて分別します
それから、掘り始めたら大きな石がゴロゴロ出て来ました、金華山の麓で金華山はこのような岩の山ですので土の中にもたくさん埋まっています
栗石と、中に埋まっていた石の使えそうな石を縦に隙間なく並べて地盤補強をしました
在来工法で手間がかがりますが、とても強い地盤が出来ます
砕石で目つぶしをしたあとに、ランマーで突き固めて強い地盤を作ります
木枠と鉄筋を組んでコンクリートを打ちます
通常木枠の中は、水はけが良いように砂利を入れるのですが、基礎コンクリートに足りなくなってしまいそうでしたので、押さえの石を入れて仮押さえをしています
バイブレーターでしっかり空気を抜いて強い基礎コンクリートを作ります
コテでならして、基礎コンクリートの完成です
今晩台風が接近すると言う事ですので、コンクリート養成のシートを飛ばないように念入りに固定しました
雨が降ったときには、基礎コンクリートは大丈夫なのかとお客様から質問を受けました
雨が降っても大丈夫です
コンクリートは、水和作用により固まるときに水をどんどん吸収するので、表面が乾かないように水がある事が必要なのです
特に夏なので、水分の蒸発が多くなるので、しっかりとシートで覆って水分を蒸発しないようにしているのですが、雨が降ってくれると水分の補給が出来ますので、コンクリートの養生にとても良い環境になります
コンクリートが固まるでは、養生して表面が乾かないようにするのが理想です
ちなみに、コンクリートを作るときには、水分が少ない方が強いコンクリートが出来上がりますが、流動性が低いために、作業がしにくいので、水セメント比で50~60%が一般的です
安心安全のお墓を丹誠込めて作っています
コメント