今週は、ずっーと雨です
たまには、雨も良いのですが、これだけ続くと現場仕事がたまってしまいます
現場に行けない日には、外柵基礎石を作ったり、お墓の文字彫りをしたり貯まっている事務仕事をしたりしています
その中で、今日は、岡崎産の足助御影の一枚石外柵基礎石の製作過程を掲載します
先ずは、岡崎産の足助御影の一枚石の外柵基礎石を寸法に切ります
90cm角です、通常は、四つの石でつくって、中に御影石納骨室を組むのですが、一枚石の御影石納骨室が小さくなりすぎてしまいますので、外柵基礎石を一枚石で作る事をを、お勧めしています
一枚石は何と言っても丈夫です
ステンレス金具や接着剤で、繋ぎを補強して止めるのですが、一枚石にはかないません
一枚石には黒スミや、帯などが入る可能性もありますが、綺麗な石を、足助御影の山にお願いして、石目も指定して採っていただいています
それを自動研磨機で磨きます
赤い線が残っているところが、微妙に低いところで、磨きの一番大切なことは、完全に平らである事です
1/10mm以下の誤差で完全に平らに削ってから、研磨をします
手動では、このような大きな面は平らに削るには難しいです
中国加工なんかは、凹んで磨けてない部分を魔法の薬で光らせたりしてしていると言う事を、聞きます
今回も、とても良い石目の足助石で磨くと、とても綺麗でした
磨き終わった岡崎産の足助御影の外柵基礎石(ここまでで磨くのに、他の作業もしながらなので、結構時間が掛かっています)
鏡のように光っていますので、天井の蛍光灯が映り込んでいます
次に、お骨を納める部分の穴を空けて、くり抜きます
一周回ってくり抜きました
くり抜くのに、1個の穴5分ぐらいですので、23個で約2時間掛かります
凸凹を、ダイヤモンドカッターで切ります
大まかに平らになりました
次に、ダイヤモンド砥石を使って、平らにします
青砥石を使って、荒い面を綺麗にします
これを四面回転させながら行います
綺麗に四角くくり抜いて、納骨穴の完成
四ツ石が乗る部分を削ります
この一手間が、耐震接着剤をより強固に接着できるポイントです
誰が考えても分かるのですが、磨きのツルツルの少し面を荒らした部分とどちらが良く接着剤が着くか
接着剤をしっかり着けるためには、あたりまえの事なのです
パレットに乗せて岡崎産の足助御影の一枚石の外柵基礎石完成です
これを、全部作ってもらえば楽なのですが、中国加工では、満足いく物が出来てこないし(日本の職人の磨きと中国の磨きの違い)、産地で作ってもらうと、高額になってしまい一枚石をお勧めすることができなくなってしまいます
自社で製造することにより、良い物を低コストで製作出来 お客さまに、より良い物を提供できるのが、当社の一押しポイントです
天気がよなったら、順次組みに行きます
安心安全のお墓を丹誠込めて作っています
くり抜いた部分の石
なんか使えそうな円柱なのですが、やっぱり使い道ありません・・・・
欲しい方さしあげます
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