岐阜市今嶺墓地で回収した外柵基礎石のリフォーム作業をしました
丁寧に、回収してきた外柵基礎石です
経年劣化で、石の表面に赤土の色がしみこんだりしていますので、綺麗にします
先ずは、付着したコンクリートを削って綺麗にしてから、切断作業に入ります
墓所を小さくしますので、その大きさに合わせて、切断機で切ります
鉛アンカーが埋まっていますので、それを外して取れるように切ります
多少コツが必要なのですが、鉛アンカーなので少し揺らすと抜けます
この鉛アンカーでは、外柵基礎石を固定する補強には、なりません
ここで、予報通り雪になってきました 朝の感じなら一日もちそうかなと思ったのですが、行かなくてよかったです
内側は、赤土やコンクリートなどで、とても茶色くなってしまっていますが、手動の研磨機で表面を一枚削ると綺麗になります
一枚削るだけで、ここまで綺麗になります
左の金具の錆がしみこんだところは、削っても落ちませんが、内側になりますので、問題ないでしょう
ステンレス金具を取り着けるために、アンカーの穴を空けます
面取りなどをして、外柵基礎石のリフォーム作業完了です
外柵基礎石などは新品の石を使って作るより、リフォームして再利用する方が手間も時間かも掛かりますが、使える石はもったいないので、少し手間と時間を掛ければ、良質の石は、ほぼ新品の状態に戻って使えます
お墓の石は、リサイクルはしませんがね外柵基礎石などは、捨てちゃうより、リフォームして使う!新しく作るより費用の節約にもなります(良質の石に限る)
良質の石を使っている事が前提ですので、その見極めも重要になってきます
今回も、4本長いまま丁寧に、回収してきたのですが、一本にヒビがあって使えませんでした
古い石が、リフォームして綺麗になって、使えないなーと思っていた石がよみがえるのが、石屋として嬉しいです
安心安全のお墓を丹誠込めて作っています
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