岐阜県柳津岐南町伏屋霊苑で、外柵基礎石と御影石納骨室工事をしました
前回までの工事で、基礎コンクリートをしましたので、その上に強化モルタルで外柵基礎石を組みました
工場で、事前に接着して、石の繋ぎにはステンレス金具をトルクレンチでしっかり締め付けています
通常施工では絶対に入れられない、底面にも目地を入れて、接合部分の接着剤を完全密閉して接着剤の経年劣化を防ぎます
接着したまま、運びます
小型クレーンを設置して、慎重に組みました
お参りの方に声を掛けていただき『便利な世の中になったなー こんな小さいクレーンがあるのやなー』
昔なら、力業でたいへんやったろーに、と感心されていました
今は、便利な機会もあるので、力持ちでなくても、石屋ができますと言うか、体を無理して壊してまで重たい石を手で持つ必要は無いと思います
少し準備や段取りに手間は掛かりますが、安全に体にも優しいので、よりしっかりとした施工をすることが出来ます
以前お客様から、うかがったのですが、ネットだけで施工を外注または、関連会社に丸投げしている石屋さんが、小型クレーンや研磨機などを持ってないから固定費が掛からず安くできると言っていたと聞きました
一見そうかなと思ってしまうのですが、今の時代一番経費が掛かるのは人件費です
外注に出したり関連会社と言う名の下請けさんに、丸に投げしたりして、その分下請けさんの人工を払わないといけません
小型クレーンを持ってなかったら、人をたくさん使って施工するか、レンタル(小型クレーンのレンタルは、ビックリするぐらい高いです)なので、丸投げが安いとは、思いません
安くするには、下請けさんを叩いて施工費を安く仕上げる事になります
そうすると、下請けさんは、できるだけ手間の掛けない最低限の施工になると思います
設計から、施工まで、一貫して大将がお客様の希望をうかがいながら、妥協することなくしっかりとした施工をする方がお値うちで、良い物をができます
外柵基礎石の中に御影石納骨室を組みました
コンクリートでしっかり固定します バイブレーターで流動化して隅々まで行きわたるようにしています
周りを仕上げて、外柵基礎石工事の完了です
コンクリート養成のためシートで覆ってあります
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