岐阜市曽我屋墓地南区でお墓建立工事開始 御影石納骨室工事

周りを仕上げて、外柵基礎石の補強工事と御影石納骨室工事の完了

今日も猛暑でした 空調服はこの季節は必ず必要になる者の一つです
時間帯によって朝一番は、ファンの強さを1~2で使用していますが、昼ぐらいになると3で使用します
暑いので、そのまま、使用していたら15時半 
急に汗がたくさん出て暑くなったのかと思ったら、電池が切れいていました
暖かい風を回しているだけで、空調服でもそんなに涼しくならないなーと思っていたのですが、かなり効いています
あたりまえにあると、その大切さを忘れてしまう物です
どんな事でも、あたりまえにならないように、感謝の気持ちを持って仕事もしていきたいと思います
それにしても、夏の暑さのピークの時には、電池を二つ持たないと駄目だなーと思いました

目次

既存の外柵基礎石の中にお墓を建てる場合の注意事項とその工事過程

今回の曽我屋墓地での工事は、既存の外柵基礎石の中にお墓を建てさせていただきますので 、その時に注意する事と工事の流れを記載します

工事前

外柵基礎石の中の土を全部出します

土を全部出します

高木石材が作らせていただいた外柵基礎石なら、中に入っているのは綺麗な砕石ですが、どこの石屋さんが作ったか分からない場合には、とりあえず掘ってみて中が土なのか、綺麗な砕石なのかを調べます
なぜ、外柵基礎石の中を調べないと行けないか

それは、外柵基礎石の中にお墓を建てるので、ブヨブヨの土の上にお墓を建てると、液状化やお墓の重さに耐えかねて下がってしまいます
そのために、外柵基礎石の中を掘って確かめ、土の場合には全部回収して、砕石にすることが必要です

土出し完了

外柵基礎石の中央部分をしっかりと掘りました
周りを残してあるのは、あまりギリギリまで掘ると、外柵基礎石が傾いたり外れたりしてしまうためです

砕石をタップリ入れて、手ダコで突き固めて強い地盤を作ります

砕石をタップリ入れて、手ダコで突き固めます

砕石をタップリ入れて、手ダコで突き固めます
ランマーなどで、突き固めると、周りの外柵基礎石が外れてしまうので、手ダコで慎重に突き固めて、強い地盤を作ります

外柵基礎石の金具をチェックして、鉄金具で鉛のアンカーの場合には全部ステンレス金具に交換します

外柵基礎石の金具をチェックします

古い外柵基礎石の場合には、外柵基礎石の金具が鉄でなおかつ鉛のアンカーである事が多いのですが、その場合鉄で金具が錆びてしまうのと、鉛のアンカーは鉛が柔らかいので、強い力がかかったときに、鉛が変形して広がってしまいます
そのために、角のコンクリートを割って金具をチェックします
外柵基礎石を外してしまわないように、高木石材で一番弱い電動ハツリ機を使用しています

ステンレス金具に交換

想像通り、鉄金具と鉛アンカーでした
石屋に生まれて57年 石屋の仕事をして45年の経験で、外柵基礎石の雰囲気で想像がつきます

全部の金具をステンレス金具に交換

前の小さいパーツの外柵基礎石全部の金具をステンレス金具に交換して、トルクレンチでしっかり規定トルクで締め付けました
この作業、無理に外して、外柵基礎石を壊してもダメだし、アンカーを抜くのがとても時間が掛かります
全部の金具交換に、外柵基礎石午前中かかりました
手間はかかりますが、この作業をおろそかにすると、お墓を建てると約1トンの重さがかかります
それが、ズッートかかりつつけるので、その圧力に耐える事が出来る金具に交換しておく必要があります

外柵基礎石の中に、御影石納骨室を組みます

三ツ又クレーンを使って御影石納骨室を組みます

お墓の納骨室は、全く見えないところですので、ブロックや水をためるコンクリートマス等を使われる場合もありますが、高木石材では、お墓を支える重要な部分で、大切なお骨を納めるところなので、御影石を使って御影石納骨室を作ります

御影石納骨室は工場で事前に接着してありますので、三ツ又クレーンを使って慎重に施工します

御影石納骨室の製造過程

自社工場で、お墓の寸法に合わせて、完全オーダーメイドで製作しています

金具の保護と、外柵基礎石の補強でコンクリートを使って固定します

バイブレーターでしっかり空気を抜いて強い基礎コンクリートを作ります

外柵基礎石の金具の部分に、コンクリートを入れて、バイブレーターでしっかり空気を抜いて強いコンクリートを作ります

前の部分の補強コンクリート

前の小さい石が使ってある部分は、特に念入りにコンクリートで補強しました

周りを仕上げて、外柵基礎石の補強と御影石納骨室工事の完了

周りを仕上げて、外柵基礎石の補強工事と御影石納骨室工事の完了

周りを仕上げて、外柵基礎石の補強と御影石納骨室工事の完了です
全部、中に砕石を入れてしまうと木枠が取りにくくなりますので、木枠の部分は土嚢袋にしてあります
高木石材では、このような外柵基礎石と御影石納骨室は標準施工となります
金具の補強や、土の入れ替えなどお墓を建立してしまうと全く分からない部分ですが、この見えない部分をしっかりとやらないと、良いお墓は出来ません
これで、外柵基礎石は外れること無く安心してお墓を建立できます

コンクリート養成のためシートで覆ってあります

安心安全のお墓を丹誠込めて作っています

周りを仕上げて、外柵基礎石の補強工事と御影石納骨室工事の完了

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