とても暑い日が続きます、この時期に土を触る仕事はとてもしんどい
テレビでは、危険なので外に出るなと言うけど、石屋は外仕事です
熱中症にならないように、気おつけて空調服のファン全開で仕事をしています
岐阜市敬念寺墓地の墓所の特徴
敬念寺墓地は、一般的な寺院墓地より大きめな区画になっています
敬念寺墓地は綺麗に区画整理がされていて、1区画が一般的な寺院墓地と異なり広めに作ってあります
小さい区画でも1m50cmぐらいあり大きい区画は、3mを超える区画も多々あります
墓地の道やフェンスの回収工事も近年されてとても綺麗な墓地です
敬念寺墓地は、地盤が粘土質で軟らかいので補強が必要です
敬念寺墓地の地盤は、粘土質の土ですので、しっかり掘って地盤改良が必要になります
特に、西側の側溝近くの墓所は、側溝に向かって下がってしまいますので、長い鋼管などを打ち込んで、補強する必要があります
敬念寺墓地での地盤強化から基礎コンクリート工事までの作業工程
敬念寺墓地は区画が広いので、ユンボを使ってしっかり掘ります
敬念寺墓地は地盤が粘土質で、濃尾震災の時に本堂が倒壊してその瓦が土の中に沢山埋まっています
そのために、スコップでは瓦に遮られて、掘るのが大変です
こんな小さいのにユンボは凄い
瓦があっても、なんなく掘り進めます
瓦入りの土は、産廃場が受け入れていただけませんので、瓦を手で取り除きながら土を回収します
40cm以上掘りました
ユンボも慣れてきて、こんな良い感じに掘れるようになりました
砕石をタップリ入れて、ランマーで突き固めます
砕石をタップリ約2トン入れて、ランマーで突き固めます
入れたばかりの写真と見比べると、ランマーで突き固め20cm弱下がって、しっかり締まった地盤が出来ました
この砕石は、道路の地盤強化に使われる中でも、一番良い砕石で締め固める事により、強靱な地盤が出来ます
鋼管杭打ち工法をつかって、地盤をさらに補強します
鋼管杭打ち工法をつかって、四隅と、お墓の周りをしっかり補強して、下がらないようにしています
80cmぐらい進んだ所で硬い層に当たったので、その層に突き刺さって、お墓を支えてくれます
鉄筋を組んで、基礎コンクリートを打ちます
鉄筋をくんで、カラカラに乾いていますので、充分に水を撒いてコンクリートの水分を取られないようにしてから、基礎コンクリートを打ちます
全ての鋼管の上に鉄筋を配筋しています
鋼管も水平に地面から浮かして打ってありますので、鉄筋を浮かすスペーサーの役割もしています
バイブレーターでしっかり空気を抜いて強い基礎コンクリートを作ります
バイブレーターでしっかり空気を抜いて強い基礎コンクリートを作ります
鉄筋と砂利の粒の間には、空気が残っています
それをバイブレーターで振動させて密度の高いコンクリートを作る目的で、バイブレーターを使用しています
小手で押さえて基礎コンクリート工事の完了
小手で押さえて基礎コンクリート工事の完了です
猛暑ですので、コンクリートが早く乾燥しすぎるので、養成のためシートで覆ってあります
安心安全のお墓を丹誠込めて作っています
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