最近とても寒くなってきました 今年は秋がなくて、夏から休に冬になった感じです
これからは、コンクリートの凍害も少しずつ心配しないと行けません
現場見学に来られる際には、暖かくして来て下さい
瑞穂市田之上地域墓地で、外柵基礎石工事の進め方
工場で外柵基礎石を事前に接着します
接着した後に、接着剤がしっかり固まるまで3日以上の養生期間を取ります
今回は、6日の養生をしました
工場で事前に接着出来る最大サイズに近いです
御影石納骨室も同じように、事前に接着しています
同じように、接着剤がしっかり固まるまで、養生しています
コンクリート接着剤を基礎コンクリートに塗布します
基礎コンクリートにこの接着剤を塗布することによって、モルタルの水分を基礎コンクリートが吸う事を抑えて、ドライアウト(セメントの硬化不良を起こす現象)を防ぎます
塗った接着剤が乾燥してから、強化モルタルを使って外柵基礎石を組みます
底面にも目地を入れて、接着面を完全封印します
通常施工では絶対に入れられない、底面も目地を入れて、接着面を完全封印をして、接着剤の経年劣化をできるだけ防ぎます
こんな事ぐらいと思われがちですが、これぐらいのことぐらい、当たり前にしっかりやりたいと思っています
強化モルタルを使って、外柵基礎石と御影石納骨室を組みます
強化モルタルを使って外柵基礎石を組みます
水平器をみながら、プラスチックハンマーで叩いて水平を取ります
墓誌の補強石を組みます
墓誌は、モルタルをひいてその上に墓誌を組む事が多くの石屋さんで行われていますが、高木石材では、この用に大きい墓誌の補強石を組みます
この石にしっかり接着することにより、墓誌が倒れること無く安定します
今回は、外柵基礎石が45cmと高いので、御影石納骨室も同じ45cmと大きい石を使っています
スキマにコンクリートを入れて固定します
外柵基礎石と御影石納骨室のスキマに、コンクリートを入れます
バイブレーターでコンクリートを流動化して、隅々までゆきわたるようにしています
周りを仕上げて、外柵基礎石と御影石納骨室工事の完了
周りを仕上げて、外柵基礎石と御影石納骨室工事の完了です
凍害予防とコンクリート養成のためシートで覆ってあります
なぜ周りと同じように、二段積みにしないの?
隣の外柵基礎石は二段積みで45cmの高さにしていますが、高木石材では、45cmの石を4枚で組んでいます
二段積みにする場合には、写真の用に薄い石を一段目に使って石のコスト削減ができます
当然強度は下がります
高木石材では上の写真の倍以上の厚みの石使って組んでいますので、強度も抜群です
石屋ですから、石を削減してコストダウンはやりたくないなーと思っていますので、当社はしっかりとした厚みのある石で、外柵基礎石を作っています
安心安全のお墓を丹誠込めて作っています
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