年末のバタバタで基礎コンクリート工事をしたのですが、時間が無くて、更新ができませんでしたので、外柵基礎石の工事と一緒にこの工事日記に掲載させていただきます
今日はとても寒い日で、手がかじかんで末端冷え性の自分には、とてもつらい季節になりました
岐阜市観台寺墓地中央区でお墓建立工事の進め方 基礎コンクリートから外柵基礎石までの工事
この墓所にお墓を建立します
先ずは土掘りをします
表面の雑草を取ってから、土掘りをします
土の中にも根っこが沢山ありますので、一輪車のなかに空けてから、根っこを取り除きます
砕石をタップリ入れて、突き固めてから、鋼管杭打ち工法をつかって地盤補強をします
鋼管を打ち込んで、それを水平にしてありますので、鋼管に乗るように鉄筋を組みスペーサーの役割もさせています
いつものように、砕石を入れて、ランマーで突き固めました
女将がいなかったので、その写真を職人さんに撮ってもらったのですが、電子機器にとても弱くて撮れていませんでした
自分が撮った鉄筋の写真からです
バイブレーターでしっかり空気を抜いて強い基礎コンクリートを作ります
バイブレーターで鉄筋や砂利のスキマにある、空気を抜いて密度の高い強い基礎コンクリートを作ります
左右に水抜きの穴を空けてあります
小手で押さえて、基礎コンクリート工事の完了です
凍害予防とコンクリート養成のためシートで覆ってあります
ここまでが、2023年12月末の工事です
茨城県産稲田石の外柵基礎石の製造
茨城県産稲田石の外柵基礎石を寸法に切断してから、研磨機を使って研磨します
80番から3000番までかけてから、最終工程でバフを使って鏡面仕上げにします
8枚の砥石を次々にかけていき、綺麗になりますが、一枚でもしっかり掛かっていませんと、綺麗な鏡面になりません大将が丹精こめて作っています
完成した外柵基礎石を工場で、事前に接着します
昨年の年末に、この接着までしましたので、お正月の間にしっかり養生しました
ステンレス金具をトルクレンチでしっかり締め付けます
高木石材では、全てのネジは、トルクレンチを使ってトルク管理をして締め付けています
現在使っているアンカーは全てステンレスです
ステンレスは、粘りがありませんので、石屋さんが、目一杯締め付けていますと言う事では、石屋さんは力持ちが多く、ステンレスネジが折れたりヒビが入ったりしますので、必ず、規定トルクを守ってトルクレンチを使ってトルク管理をして締め付けています
底目にも目地を入れて、接着面を完全封印します
接着剤の劣化の原因は光と空気と水です
通常施工では絶対にできない、底面まで目地を入れて接着面を完全に封印することにより、光と空気と水を完全に遮断して、できるだけ接着剤の経年劣化を防ぎます
茨城県産稲田石の外柵基礎石の施工過程
始めに、モルタル接着剤を塗って、から強化モルタルを使って外柵基礎石を組みます
モルタル接着剤は、コンクリートがモルタルの水分を吸ってしまうことを防ぎます
小型クレーンを使って、外柵基礎石を組みます
工場で接着すると、外柵基礎石はとても重たくなりますので、手では動きませんので、小型クレーンを使って慎重に施工します
隣の墓所とは、左右広いところでも3cm程度ですので、周りに布をあてながら慎重に下ろします
クレーン操作は慎重に、数ミリの範囲で動かす職人芸です
御影石納骨室を外柵基礎石の中に組みます
御影石納骨室を外柵基礎石の中に組みます
ギリギリのサイズですので、御影石納骨室も慎重に下ろします
後は金具が干渉しますので、御影石納骨室の端っこを凹に加工してあります
外柵基礎石と御影石納骨室のスキマをコンクリートで固めます
外柵基礎石と御影石納骨室のスキマにコンクリートを入れて固定します
バイブレーターを使って、コンクリートを流動化して隅々まで、コンクリートがゆきわたるようにします
周りを仕上げて、茨城県産稲田石の外柵基礎石工事の完了です
周りを仕上げて、外柵基礎石工事の完了です
前を大きく塗ったのは、この場所が下がっていて、前に水が貯まるので、その水を流すためです
凍害予防とコンクリート養成のためシートで覆ってあります
安心安全のお墓を丹誠込めて作っています
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