この工事も年末のバタバタで基礎コンクリート工事をしたのですが、掲載していませんでしたので、外柵基礎石を組むときに掲載させていただきます
忙しかったので、後で休みになったら掲載すればと思っていたのですが、後でと言うのはダメですね
その日の仕事は、その日にやる。これが大切です
岐阜市市営穴釜墓地8-4-1区の基礎コンクリート工事の手順
草を取り除いてから、土を掘ります
この墓所にお墓を建立します 先ずは草取り
岐阜市の穴釜墓地の売り出しは全て、お墓しまいをされた跡地なのですが、古い墓所の場合は、昔の施工で、地盤改良などの土の入れ替えもされてなく、工事の時には、しっかり掘らないといけないのですが、ここを建立された石屋さんが、とてもしっかり地盤工事をされていたようで、試しに30cmぐらい掘りましたが、それより深いところもまだ砕石でしたので、基礎コンクリートの高さの分の砕石を回収しました
こんな事は、初めてですが、このようにしっかり地盤改良をされる石屋さんなら、建立されていたお墓もとてもしっかりした良いお墓だったと想像します
お墓しまいをされた後なので、建立されていたお墓が見られなかったのが残念です
ランマーを使って突き固めパンパンの強い地盤を作ります
砕石がしっかり入っているので、ランマーで突き固めます
鋼管杭打ち工法をつかって、さらに地盤を強化します
鋼管杭打ち工法をつかって、さらに地盤を強化します
砕石層がとても厚いので、打ち込みも一つ打ち込むのに、かなり時間が掛かりましたがしっかり、全部打ち込みました
鋼管の上に鉄筋を配置してコンクリートを打ちます
鋼管の上に鉄筋を配筋します
鋼管は、水平に打ち込んでありますので、乗せるだけで鉄筋を浮かすスペーサーとしての役割もしています
このような感じで、鋼管の上に配筋をしています
バイブレーターでしっかり空気を抜いて強い基礎コンクリートを作ります
バイブレーターで砂利の隙間や鉄筋の隙間の空気を抜いて密度の高い基礎コンクリートを作ります
かけ過ぎると、砂利が沈んでしまいますので、適度にかけるのがポイントになります
小手で押さえて、基礎コンクリート工事の完了です ここまでが年末の仕事です
小手で押さえて基礎コンクリート工事の完了です
凍害予防とコンクリート養成のためシートで覆ってあります
岐阜市穴釜墓地で、外柵基礎石の工事の進め方 通常施工の場合
モルタル接着剤を基礎コンクリートに塗布します
モルタル接着剤を塗ります
塗ったばかりの時はこのように接着剤の白色になります
モルタル接着剤が乾くと透明になります この透明になったモルタル接着剤が、基礎コンクリートがモルタルの水分を吸ってドライアウトを起こすことを防ぎます
この上に強化モルタルを使って外柵基礎石を組みます
小型クレーンを使って一本ずつ丁寧に組みます
墓所が大きく、接着すると運搬が出来ませんし、大きい墓所を着けられる平らな場所もありませんので、小型クレーンを使って一本ずつ丁寧に組みます
ステンレス金具をトルクレンチでしっかり締め付けます
石の繋ぎには接着剤と、ステンレス金具をトルクレンチでしっかり締め付けます
外柵基礎石は御影石納骨室を兼ねる構造ですので、内側も磨いてあります
階段の拝石は大きい一枚石です
階段の拝石は大きい一枚石ですので、これも小型クレーンを使って施工しました
周りに目地を入れて綺麗に拭き上げます
冬の時期は、この作業が手がとても冷たく、セメントを触るので赤切れで痛いです・・・
コーナーをコンクリートで固めて、周りを仕上げたら外柵基礎石工事の完了です
コーナーの金具をコンクリートで固めます 真ん中が水抜きになりますので、その部分は開けてあります
周りを仕上げて外柵基礎石工事の完了です
凍害予防とコンクリート養成のためシートで覆ってあります
安心安全のお墓を丹誠込めて作っています
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