先週は、掲載不可の巨大墓石の撤去をしていたり、たまっていたお墓の名入れ法名追加彫りを行ったりしていたので、久しぶりの投稿です
また、急な体調不良で、市民病院の夜間救急におせわになったりして、暑くくなってきたので、注意して仕事が出来るようにします
狭い所でも建立が出来る狭所用墓誌とは
狭所用墓誌とは、通常の墓誌は幅が最低30cmは必要になります
墓誌が欲しいけど、建てる場所がないと、お客様から相談を受けて、大将がいろいろ考えて作った物です
通常の墓誌のように下駄タイプではなくて、下に大きな足を着けることによって、狭い場所でも倒れることなく安定して墓誌が建てられるように作った物です
高木石材が作る狭所用墓誌は、15cmもあれば、建てることができます
このように、墓所にお墓がすでに建っていて、墓所が狭いときにそれに合わせて、墓誌を設計して建立出来る墓誌を
狭所用墓誌と言います
狭所の場合には、すべて墓所に合わせて専用設計となりますので、墓誌の幅を変えたり微妙に大きさが、お客様ごとに異なります
狭所用墓誌の工事
このお墓の横に、墓誌を建立します
墓誌の補強石工事をします
地震に強くするためと、安定させるために、墓誌の下に、補強石を組みますので、先ずは土掘りをします
土を掘った後に、コンクリートが出ていましたので、それを割って補強石が入るようにします
モルタルを練って、墓誌の補強石を組みます
巻石の繋ぎが隣との境なので、はみ出さないようにキッチリの寸法を測って作りました
周りをコンクリートで押さえて、ハツッタコンクリートを同じように入れて固定しました
地震対策施工をして、狭所用墓誌を組みます
墓誌の補強石の上に、免震シリコン+免震接着剤施工で地震対策施工をして、狭所用墓誌を組みます
墓所内に墓誌がキッチリ収まりました
提灯立ても、モルタルを使って元通りの位置に着けておきました
耐震接着剤で目地を入れて、狭所用墓誌の完成です
お客様が植えられた、花の苗は出来るだけ取らないように温存して組みました
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