お盆前のお墓の点検と、掃除をさせていただきました
総数約200件弱回ったと思います 今回初めて、膝にタコができました
お墓の汚れで一番多かったのは?
お墓の汚れで、線香の汚れが一番多かったです
線香を焚きすぎたり(お参りの時は5本以下ぐらいが理想です)
たくさんの線香を焚くと、燃えかすが沢山出ます
その都度綺麗に拭き掃除をしていただければ良いのですが、そのまま使い続けると写真のように、線香カスが白くお墓濁り着いてしまいます
対策は、線香を沢山使い過ぎない事と、お参りの時に必ずプレートを外して掃除をして下さい
注意事項 ラベンダーなど香り付きの線香で、セメントのように固まってしまっている物たくさありました
次に多かったお墓の汚れは?
香炉のロウソクの汚れです
写真のようにロウソクが、完全に燃え尽きないで、ロウソク立ての中に残ってしまっているお墓がたくさんあります。それを取らないでロウソクを新しく足して火をつけると、ロウソク立から溶けたロウソクがお墓にシミを作ってしまいます
対策は、毎回お参りの時には、必ずロウソク立てに残っているロウソクを捨ててください
固まってとりにくい場合には、割り箸や小さいヘラなどを使って、そぎ取ってください
大将は、自動車の内張剥がしを使っていて、とても便利です
注意事項 ロウソクの筒より長いロウソクは使用禁止
夏場にそのロウソクを使うと、燃えるより早く溶けてしまい、たれたロウが滝のよう流れ香炉がロウでベトベトになります
特に夏場は、短いロウソクを使ってください
三番目に多かったお墓の汚れは
お墓の花立ての周りに着いた仏花のカス汚れです
ユリはとても綺麗なのですが、枯れたら早めに取らないと写真のように貼り付いて、最悪の場合には、茶色の色素が石にしみこんでしまいます
ユリは、花粉も凄いので、花を立てる時には、おしべを取って飾ってください
対策は、ユリなどの仏花を飾ったら、枯れる前に捨ててください
夏は、特に枯れるのが早いので、早めに取りに行くのがベストです
4番目に多かったお墓の汚れは
お墓の水垢汚れです
熱心にお墓参りをされる方に多く見られます
毎日、お花の水を変えている時に、花立てから水があふれます
そのあふれた水に、塩素やカルシュウムが含まれていて、それが少しずつ汚れとしてついて行きます
また、お墓に余った水をかけると、お墓全体にその汚れがついて、白っぽくなってしまいます
この、塩素とカルシュウムの汚れは、とても厄介で、こすっただけでは取れません
水垢汚れ専用の薬剤と、スクレイパーを使わないと取れませんので注意してください
対策 仏花の水を変える場合には持ち上げて、水があふれても良い道なので足す
余った水をお墓にかけない 濡らしたら拭き取って乾いた状態でお参りする
番外編 岐阜の地域墓地特有の汚れってなに
お墓の井戸水の錆です
写真のように、井戸水に鉄分が多く含まれた水をいつもかけられますと、鉄分が石にしみこんでしまいます
特に岐阜は少し掘ると水が出るので、墓地などに見られる浅い井戸の場合には、鉄分を沢山含んだ水が使われています
その鉄分を含んだ水を使い続けると、写真のように鉄分がお墓の付着して茶色くなってしまいます
対策 自宅から水を持ってきてお参りされることをお勧めします
この錆は、早い内に取れば簡単に取れますが、何年も経過してしまった場合には、しみこんでしまい取れなくなりますので、注意してください
上記のにランキングのような事を、見かけましたら、点検表に一言書いてお渡ししていますので、大将が作ったお墓参りガイドブックを、もう一度ご覧になって注意してください
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