前から作りたいと思っていた和タモ作りですが、西尾師匠に出逢えたことで、一挙に事が進みました
山に行ってネズの木を採取してきます
この辺は、どの山に行ったなどは、師匠の縄張りですので、秘密です
必ず持ち主の許可を取ってから、採取してきましょう
それを持ち帰って、まず皮を剥がす事から始まります
で、教えていただいたのは、金属のヘラなどで少しずつ剥がす方法でしたが、以前 高圧洗浄機を使って楠の皮を剥いだことを思い出し
ネズでもできるんじゃない
古いお墓の洗浄で使う、業務用の高圧洗浄機が使えました
みるみる剥がれていきますが、枝が細いので、自分が押さえて兄貴に剥がしてもらう感じて進め1時間で全部の皮剥が完了
高圧洗浄機で落ちなかった部分をヘラで、剥がして仕上げます
この後蒸気を当てて曲げていきますが、その道具の準備ができていませんので、まずはホームセンターでピーヤカンを仕入れてきて、先のピーを外します
そこに、真鍮で作った円錐状の筒を着けます
師匠が作ると、こんな感じの良い物が出来ます
真鍮も買ってくるのが面倒だったので、手近にあったスプレー缶を分解して代用
仕事で使っているソフトで、展開図を設計して、それに合わせて分解したスプレー缶を切りました
それを丸めて、半田付けした円錐筒
少し長めに作って、はまる部分をペンチで潰して、しっかりはまるようにしました(師匠のように精度良くはできません・・・・)
円錐筒のテスト 良い感じに蒸気が出ています
こんな感じで、良いのかな?
とりあえず、今週中には曲げまでやりたいので、今度は、曲げる道具を作ります
でも、取ってきたネズがタモになるには、これから三年ぐらい掛かります
根気のいる遊びですが、物作りは楽しいです